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頭蓋矯正ヘルメット「アイメット」による治療の実際

[2021.12.10]

100人以上の赤ちゃんの頭の形を矯正してきました

頭蓋矯正ヘルメット「アイメット」による治療を始めて1年で100人以上の赤ちゃんの頭の形の治療を経験してきました。当院アンケートでは、ほぼすべての患者さんに満足して頂ける治療成績を残してきました。今回は当院でアイメットにより頭の形がきれいになり卒業した赤ちゃんの具体的な治療例と、治療しているご両親からの貴重なご意見をまとめました。

ヘルメット治療の実際

Case Mさん 

短頭(絶壁)と右扁平斜頭のために2か月半よりヘルメット治療開始

(このテータの公表にはご両親の同意と許可を得ております)

 

緑が治療前、灰色が治療開始6か月後の卒業時

 

6か月間の治療を経て前後比率(短頭率)は101%→107.8%、後頭部左右対称率(扁平率)は89.3%→94.6%に改善いたしました。また耳の位置のずれも改善され、左右対称になりました。重ね合わせた上の図では、その劇的な治療効果がよくお判りになられると思います。今までに私が治療してきた中で一番頭の形がきれいになった赤ちゃんの一人です。ご両親は装着後1週間で既にヘルメットの矯正力を実感したそうです。

 

かわいいは正義

ヘルメットを作成する前に親戚・親族や友人から「赤ちゃんにヘルメットで治療するなんてかわいそうだ」とヘルメット治療を否定されるご両親も多いようです。ところが実際にヘルメット装着した赤ちゃんの姿を目の当たりにすると、今まで否定的であった周囲の方々からも手のひらを返したかのように「かわいい」と好評なことが多いようです。帰省の際に祖父母さん達が喜んで写真をたくさん撮ってもらったり、ヘルメット姿を年賀状の写真にしたりと、大変ながらも楽しんで治療をされるご家庭もおります。アイメットはグッドデザイン賞を受賞するほどデザインがよく、また硬さの違いにより使い分けている緑や青のスポンジの色の変化が赤ちゃんのかわいさをさらに引き立てます。ヘルメット装着時にはこれから治療が始めるという悲壮感はなく、むしろ「かわいいは正義だな」といつも毎回思ってしまいます。

 

頭蓋骨の防御となりうる

ヘルメット治療している期間は赤ちゃんたちが人生の中で最も早いスピードで成長をとげる時期でもあります。治療開始時には首が座っていなかった赤ちゃんがハイハイをしたり伝い歩きをしたりとわずか半年で体も運動機能も別人のように成長します。

アイメットは1才までのちょうど歩くまでの発達の過程の中で装着するため、転倒し頭部打撲することが多い赤ちゃんの頭蓋骨のいい防御になるとご両親からご意見を頂くことがあります。脳神経外科が専門の私でも、「頭蓋矯正のためのヘルメットが頭蓋骨の防御にまさか役に立つ」という発想は思いつかなかったので、このようなご意見には感服させられました。このヘルメットは頭部を防御する目的のものではないので、強い力がかかると壊れてしまう可能性もあります。もちろん頭蓋骨の防御だけのためにヘルメット作成することはありませんが、それでも独り歩きするまでの転倒リスクの高い時期にご両親はヘルメットにより安心することが多いようです。

 

やっぱり多い皮膚のトラブル

アイメットは頭頂部が開いており、さらに通気孔があることから他のヘルメットと異なり日本やアジア地域の湿気の多い環境に配慮した設計となっています。しかし、このようなデザインであっても1年を通して皮膚のトラブルは起こり得ます。夏は暑さと湿気により、皮膚のトラブルには殊更気をつけて大変でしたが、冬でも湿疹や皮膚の発赤はなくなるわけではありません。こうした理由から当院ではヘルメット治療開始時から軟膏にて皮膚トラブルに対応しております。また、季節によってヘルメット装着の指導を変えております。こうした対策により皮膚のトラブルはほとんど解決されています。

 

1日の装着時間

。私は治療が始まる際には必ず「ヘルメットを作成しただけでは頭の形はよくなりませんので、ご両親も長時間ヘルメットを装着できるように努力してください」と必ずお伝えしております。当院で治療を受けている赤ちゃんのご両親には皆様治療に本当に頑張っていただいており、初めの3か月間ではほぼ全員が22-23時間の装着をしてくれています。そのお陰で当院では極めて良好な治療成績を挙げています。赤ちゃんも1歳に近づくとヘルメットを長時間装着できない子も増えてきます。こればかりは赤ちゃんの発達によるものなので致し方ありませんので、初めの3か月というのがヘルメット治療上、非常に重要な期間になります。

 

ヘルメット治療の適正時期

今までブログでは2か月半から6か月までの間がヘルメット治療の適正時期とずっと書いていますが、この適正時期のなかでも1週間でも早く治療始めたほうが治療効果が良好なのは明らかです。今回例として出させいただいたMさんは2か月半とヘルメット治療に絶好の時期に始めていただいたので、ここまで素晴らしい治療成績を挙げることができました。

4か月検診にて頭の形は何もしなくても治るとか、治療方法がないからどうしようもない言われることも多いとも聞きます。そのために、ご両親がいろいり悩んだで考えた挙句に適正時期を過ぎてしまう赤ちゃんも今までたくさん見てきました。ヘルメット治療に携わる医師としては治療するかどうか悩んでいる時間ですら、ヘルメット治療にはもったいないと私は考えます。とにかくヘルメット治療をするか迷ったらとにかくご相談いただければと思います。今後も適正時期を逃す赤ちゃんが少なくなるように頭蓋矯正ヘルメット治療を学会発表や論文などによる科学的に発信をしていきます。

 

 

アイメットに関する院長ブログ① 

アイメットに関する院長ブログ② 

アイメットに関する院長ブログ③ 

アイメットに関する院長ブログ④ 

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