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保険適応の禁煙外来

保険適応の経口禁煙補助薬、チャンピックス

喫煙は生活習慣病の大きな原因の一つです。当院では、保険適用によるお薬による禁煙をサポートします。ニコチンを含まない経口禁煙補助薬、チャンピックスによる禁煙治療を始めました。保険適用の治療薬で約3ヶ月の治療期間です。

保険適応の禁煙治療です

 

タバコの害

タバコの煙には、5,300種類の化学物質が含まれています。その中には、何と200種類以上の有害物質が含まれ、発がん性物質は50種類以上にのぼります。

有害物質のなかでも、よく知られているのは、ニコチン、タール、一酸化炭素です。ニコチンは危険薬物のヘロインやコカインよりも依存性の高い物質で、しかもニコチン依存症になってしまうと、使用を中止するのは非常に難しくなります。いつでもタバコをやめられると思っていたのに、なかなかやめられないのは、このニコチン依存症が原因です。

タバコは皆さまご存じの通り、様々な病気の原因に成り得ります。具体的には肺がん、その他のがん、脳卒中、心筋梗塞、骨粗鬆層、慢性閉塞性肺疾患喘息糖尿病、消化性潰瘍等で挙げ始めたらきりがありません。はっきり言って、喫煙は百害あって一利なしです。タバコを吸う人は吸わない人よりも、余命が10年短くなるといわれています。

受動喫煙の危険性

タバコに含まれる有害物質や発がん物質は、あなたの健康だけでなく、家族や友人などの周囲の大切な人の健康も奪います。タバコの煙には、吸う人が直接吸い込む「主流煙」と、火のついた先から立ち上る「副流煙」に分かれます。副流煙には主流煙と同じく体に有害な成分が含まれていて、ニコチン、タール、一酸化炭素などの成分量は主流煙よりも多いといわれています。この副流煙を、自分の意思とは関係なく吸い込んでしまうことを「受動喫煙」といいます。受動喫煙にさらされると、主流煙による能動喫煙と同様にがんや脳卒中虚血性心疾患呼吸器疾患などのさまざまな病気のリスクが高くなります。さらには妊婦や赤ちゃんにも悪影響を及ぼします。大切な人の健康を害さないためにも禁煙は重要です。

 

加熱式タバコの危険性

加熱式たばこは、紙巻きたばこに比べて有害成分が少ないと思われていますが、加熱式たばこにも発がん性物質をはじめ、多くの種類の有害成分やニコチンが含まれています。加熱式タバコでも受動喫煙により周囲に人の健康を害します。さらに加熱式タバコの使用が紙巻タバコを止めることに役立つという科学的根拠は示されていません。複数の医学会が、加熱式タバコの能動喫煙・受動喫煙の影響に関する懸念を各学会ホームページで公表しています。

 

禁煙治療の保険適応の条件

ニコチン依存症は病気であるということが認識されるようになり、2006年4月から、一定の条件を満たせば、保険を使って禁煙治療を受けることができるようになりました。

その条件は、以下の4つです

①ニコチン依存症の判定テスト(TDS)が5点以上

②35歳以上の者については、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上であるものであること

③ただちに禁煙を始めたいと思っている

④禁煙治療を受けることを文書で同意している

また、過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、保険適応とはなりません。過去に、禁煙治療を行った人で、再喫煙をしてしまっても、もう一度挑戦できます。

保険適用で禁煙治療を受けるには、次の要件を全て満たす必要があります。

チャンピックスについて

チャンピックスは禁煙のための内服薬です。タバコを吸うと、脳にあるニコチン受容体にニコチンが結合し、快感を生む物質(ドパミン)がたくさん放出されます。ニコチンはタバコを吸った後にすぐに受容体から離れて消えるので、快感を得るためにまたタバコが吸いたくなるのです。チャンピックスはこの受容体に結合することで、ニコチンより少量のドパミンを放出させてイライラなどのニコチン切れ症状を軽減します。また、ニコチンが受容体に結合するのを邪魔して、禁煙中に一服してしまった時の満足感を感じにくくすることにより、禁煙を助ける薬です。

禁煙治療の流れ

禁煙外来1.
喫煙状況やニコチン依存度、禁煙の関心度などをチェックし、呼気中一酸化炭素濃度などを検査いたします。その後、病状に合わせて治療方法をご説明いたします。

2.
詳細に診断を行った上で禁煙開始日などを決定し、チャンピックスを処方いたします。

3.
定期的(およそ2週間~4週間おき)にご来院いただき、禁断症状の確認や対処法などをカウンセリングしながら、治療を進めていきます。

 

 

チャンピックスを内服する際の注意

禁煙は治療の有無にかかわらず、気分が落ち込む、焦りを感じる、不安を感じるなどの精神的な症状を伴うことがあります。またチャンピックスの主な副作用として、吐き気、不眠症、異常な夢、頭痛、鼓腸、便秘、胃炎、嘔吐などが報告されています。チャンピックス服用後にめまい、眠気などの書状が現れ、自動車事故に至った報告がありますので、自動車の運転などの危険を伴う機械の操作はしないでください。また、ニコチンを含んだ禁煙補助薬(ニコチン製剤)との併用もしないでください。

 

新型コロナウイルスと喫煙

喫煙者は非喫煙者に比べて重症化する危険性が3倍以上になると報告されています。また重症化のリスクが上がるだけではなく、喫煙により新型コロナへの感染リスクも上がると言われています。コロナと共存しなくてはならない今後は禁煙が重要です。

 

当院での禁煙対策

当院ではクリニック敷地内禁煙を徹底しており、もし患者さんが喫煙していた場合でも注意指導させていただきます。

当院敷地内での喫煙は禁止しております

 

Pfizer社の「すぐ禁煙.jp」で詳しい情報が閲覧できます。

 

ニコチン依存症治療アプリCureApp SC

CureAppSCとは

CureAppSC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカーは、ニコチン依存症の心理的依存にアプリを通じてアプローチし、患者様の考え方や行動を正しく変容することで正しい生活習慣に導き治療するデジタル療法です。

 

 

治療アプリは、多くのヘルスケアアプリとは異なり、臨床試験や治験によって担保された質の高いエビデンスを有し、薬事承認及び保険適用を受けた医療機器として診療現場で使用しています。

医師が処方する「治療アプリ」は、医薬品やハードウェア医療機器による従来の治療とは異なり、「行動変容」に力点を置いた新しい治療法です。スマートフォン等を通じて得られる日々のデータを、医学的知見を搭載したアルゴリズムが解析し、患者様一人ひとりに個別化された治療介入を実施します。さらに、医療従事者にも適切な診療データを提示することにより、診療の効率化と質の向上を図ります。

CureAppSCは保険適応のアプリです。

 

ニコチン依存症について

禁煙のすることは簡単ではありません。禁煙に挑戦して6か月以上継続した割合は6.2%だったという報告があります。

禁煙が難しい原因はタバコに含まれるニコチンの依存性にあります。ニコチン依存症は薬物依存の一つで、本人が症状をコントロールできない病気です。

ニコチンの依存性は強く、依存症患者が禁煙する難しさはコカインやヘロインと同程度と言われています。

ニコチン依存症は身体的依存と心理的依存の2種類があります。

身体的依存には禁煙補助薬(チャンピックス)が、心理的依存にはCureAppSCが有効です。

こうした理由で、当院ではチャンピクスとCureAppSCを併用します。

また、保険上CureAppSCはチャンピクスの処方なしに使用することはできません。

 

CureAppSCについて

CureAppSCはニコチン依存症のうち、心理的依存に対する治療を補助します。

アプリとCOチェッカーを組み合わせて使用します。

アプリ

スマートフォンのアプリを活用することで、診察時間だけでなく日常でも禁煙挑戦に寄り添いサポートします。

 

COチェッカー

呼気一酸化炭素中毒(CO濃度)を測定することができます。

喫煙者はCO濃度が高いですが、禁煙を続けると減少していくため、日々測定することで禁煙の継続性を実感できます。

測定した値はアプリに保存できます。

 

医師が禁煙状況を見守ります

医師はアプリの利用状況やCOチェッカーの測定値などの禁煙状況を確認することができます。

診察時にそれらのデータを用いることで、より良い治療に役立てることができます。

医師が見守っていると思って日々の記録をしてください。

 

 

禁煙までの道のり

禁煙は時期によって気を付けるべきことが変わります。

3か月の禁煙外来が終了した後も再喫煙のリスクがあることが分かっていますので、アプリは6か月間使用することができます。

 

 

 

 

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