副院長ブログ⑥膝痛治療 再生医療
副院長の竹村です。
先日、タウンニュース(川崎市幸区・横浜市鶴見区版)の取材を受けました。
いつも訪問診療に一緒に行っている事務長と、にこやかに話している所を撮っていただきました。
内容は変形性膝関節症による膝痛症状にお悩みの方の、保存療法についてです。
通常、変形性膝関節症の方の治療方針としてはまず痛み止めの内服・湿布・リハビリから始め、痛みがひどければヒアルロン酸+局所麻酔薬の注射を行い、痛みがひどければ人工関節の手術を行います。
数年前からこの保存療法と手術療法に加え、新たな治療が行われています。
それがPRP療法です。PRP(Platelet rich plasma)は、自分の血を採血で採取し、血小板に含まれる成長因子・炎症鎮静物質を抽出したものです。
このPRPを膝関節内に注射すると、膝関節内部の炎症を抑えることができ、また軟骨保護の作用も得られます。
鎮痛作用・また人工関節になるまでの時間を短縮できるというエビデンスが集積されている治療になります。
幹細胞培養上清液療法も、同様に膝痛の鎮静に効果があるとされ、少し安価な治療法になります。
膝関節痛治療の特設サイトを設けてありますので、チェックしてみてください。
どちらも予約制になります、整形外科の予約フォームからご予約をお願いいたします。