保険適応の高血圧治療補助アプリ
(CureApp HT)
保険適応の高血圧治療補助アプリ
CureApp HTはスマートフォンを使ったスマート降圧療法です。保険適応のアプリです。
スマートフォンを使用して患者さんへの正しい生活習慣の定着を促しながら、通院時に医師のアドバイスを組み合わせる新たな高血圧治療法です。
メリット1 医師と共に生活習慣改善に取り組める
メリット2 一人ひとりに合った取り組みを提案
メリット3 日々の頑張りが医師と共有される
アプリによる治療
知識の習得、行動の実践および習慣化により高血圧治療における生活習慣の修正指導をサポートします。
血圧は毎日測定し、毎日入力します。また毎月外来に通院していただきます。
ステップ1 知識の習得(2週間)
高血圧についての知識と患者さんの課題に応じた生活習慣改善のポイントを紹介します。
キャラクターとの対話を通して高血圧治療に必要な知識について学びます。
ステップ2 行動の実践(約1ヶ月)
減塩、減量、運動、睡眠管理、ストレス管理、節酒のカテゴリー順に血圧に良い行動を実践します。実践を通して、患者さん一人ひとりに合った取り組み方を見つけます。
ステップ3 行動の習慣化
アプリの助けを借りながら血圧の改善に効果的な行動を繰り返します。それが患者さん自身の習慣となることで、外来で医師と相談したうえで決めた血圧目標の達成を目指します。
ステップ4 習慣の継続
生活習慣の改善や毎日の血圧測定を継続します。
CureApp HTのリアルワールドデータ
リアルワールドデータの解析や治験の事後解析では,BMI 25以上,塩分スコア 14以上で降圧効果が大きいことや,BMIと塩分スコアで改善が見られたサブグループで降圧量が大きいことが確認されたと報告されました。また,実臨床でアプリを処方された患者を対象にした検討では,アプリ開始後12週間の血圧変化について,65歳以上,服薬ありの患者においても有意差をもって降圧効果が認められたことを紹介されました。
高血圧を指摘されてもまだ降圧剤を飲みたくない患者さんにこのアプリが有効です。
CureApp社の佐竹社長との関係
このアプリを運営しているCureApp社の佐竹 晃太CEOは慶應義塾大学医学部ヨット部の後輩です。私が医学部6年生の時に佐竹先生が1年生としてヨット部に入部し、短い間ではありましたが合宿所で寝食を共にしました。
このような形でお世話になるとは学生時代には夢にも思いませんでしたが、佐竹先生がこのような先進的なアプリを開発しご活躍されているのを嬉しく思います。
佐竹CEOと院長室で