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7月11日に気象病と小児の頭痛への漢方薬の講演をします

[2023.07.02]

脳神経外科医がなぜ漢方薬の講演!?

7月11日に漢方薬でお馴染みの「ツムラ」のwebセミナーにて気象病と小児の頭痛に対しての漢方薬治療を講演をいたします。

最近はマスコミに気象病が取り上げられ、私がテレビ出演して解説することもあり、気象病に対して漢方薬の役割がますます大きくなっているのを身に染みて実感しています。

川崎中央クリニック院長に就任してからは手術、西洋薬に加えて漢方薬を積極的に処方し、患者さんの治療に役立てています。私は漢方医学の専門家では決してありませんので、漢方薬は西洋医の立場から「モダン漢方」としての処方をしています。
漢方薬は副作用が少ないものが多いので、比較的安心して用いることができます。

 

気象病や小児の頭痛に関して私が常々強調しているのは

①頭痛やめまい、ふらつき等の症状がある場合は必ずCTやMRIを撮影し頭に病変がないことを確認する。

②気象病と診断した場合には症状に合わせてお薬を出すのに加えて、漢方薬が効果的なことがある。

③漢方薬は100%効く訳ではない。

という事です。

特に①に関しては脳神経外科や脳神経内科といった頭の専門家ではない医療施設で脳の検査もされずにお薬だけ処方されて、症状が改善せずに当院を受診し、検査で頭の中に病変が発見される手術をするという事がたびたびあります。

気象病は他のタイプの頭痛と併発することも多く、これらの頭痛も漢方薬以外で治療する必要があります。

こうした理由から、私は気象病に対して検査もせずに安易に漢方薬だけを処方するのではなく、脳神経の専門施設できちんと診断を受けた上で漢方薬を処方するべきだと考えています。

また小児の頭痛に漢方薬が絶大な力を発揮することがあり、頭痛で学校に通えなくなった子供が元気に学校に通えるようになったりと医師としてこれ以上ない嬉しい経験をすることが数多くあります。

気象病・天気痛と寒暖差疲労、小児の頭痛でお困りの方は当院にご相談ください。

 

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