副院長ブログ① 自己紹介させていただきます!
こんにちは、初めまして!
2024年4月より川崎中央クリニック 副院長・整形外科部長に就任しました竹村 遥(たけむら はるか)と申します。
昭和大学を卒後、昭和大学藤が丘病院整形外科に入局し整形外科専門医を取得、外傷手術・一般整形外科を担当して参りました。当院では一般整形外科・内科・訪問診療を担当させて頂きます。当院勤務のない日には、現在も他院整形外科で手術業務も継続しております。
一般整形外科は骨粗鬆症、肩こり、腰痛、膝痛、下肢しびれなどの変性症状や骨折・スポーツ障害の患者さんなど多岐に渡る主訴の患者さんを診察します。当クリニックはX線・骨密度・エコー検査に加えCT・MRI検査も自院で可能で、入院施設も整っているのが大きな特徴です。手術や大きな処置が必要になる方も受け入れられますので、どんな患者様も安心して受診されてください。
大学院生時代には通常の整形外科医としての業務の傍ら、PRP療法の研究・漢方診療へ従事して参りました。
PRP(Platelet-Rich Plasma)は和名を多血小板血漿と言います。血液から血小板の多く含まれる部位を抽出した製剤で、成長因子や炎症を抑える物質が多く含まれているため組織再生作用や炎症を抑える作用があり、ここ10年ほど再生医療の現場で臨床応用されています。
自分はラット(ネズミ)に変形性膝関節症を誘発させ、その後膝関節を染色しPRPが膝のどの部位に効いているのか、を研究しておりました1)。今後当院でも本製剤の導入も検討していきます。
縁あって、昭和大学病院の東洋医学科で漢方外来も担当させて頂いておりました。
漢方薬の保健収載・鍼治療に尽力された東洋医学科のレジェンド、石野先生に腹診・舌診など外来の基本から教わりました。整形外科の疾患でも漢方薬が奏功する症例は多くあります。西洋薬の穴を埋めるような形で外来診療で使用していきます。
出身の昭和大学の掲げる建学の精神に至誠一貫(常に相手の立場にたって、まごころを尽くす)という言葉があり、この精神は今も常に自分の心の中にあります。クリニックに勤務先が移っても変わらず、自分の家族に対してしてあげたい、と思う医療を提供していきたいと思います。
自分自身現在、川崎市に住んでおり、川崎の地域医療に携われることをとても嬉しく思っております。幸区の医療を支え、盛り上げていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。