脊椎脊髄外科専門医に無事に合格いたしました。

電子カルテを導入した診察室にて

脊椎脊髄外科領域の学会が日本では脳神経外科領域の日本脊髄外科学会と整形外科領域の日本脊椎脊髄病学会の2つがあります。また「日本脊髄外科学会認定医」と「日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医」という2つの認定医資格があり、患者さんや医師からも非常にややこしいことになってました。この状況を改善すべく日本脳神経外科学会と日本整形外科学会からsubspecialty領域の専門医である承認を受け脊椎脊髄外科専門医が制度化され、2017年から試験が始まりました。私は日本脊髄外科学会認定医をすでに取得していましたが、この脊椎脊髄外科専門医は日本専門医機構から認定された格上の資格にグレードアップしたことになります。

この試験を受けるにあたり、久しぶりにテスト勉強をしました。勤務医時代とは異なり、クリニックの診療・運営の傍らでさらに四十半ばという年齢もあり非常に大変でした。テスト当日は午前の外来終了後に新幹線に飛び乗り京都に到着し、試験を受けて川崎に戻るという京都滞在時間わずか3時間という弾丸ツアーを決行しました。行きの新幹線車内では最後の力を振り絞って今までにないくらいに集中して勉強しましたので、京都につく頃にはかなりへとへとになりました。

テスト終了後には御褒美として会場近くにある「天下一品」の総本店を訪れることができました。念願だった「天下一品総本店」で大好物のこってりラーメンを食べてしばし至福の時を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

 

天下一品総本店にて　　　　　　こってりラーメン

 

脊椎脊髄外科では主に首回り（頚椎）や腰回り（腰椎）の症状を持つ患者さんを診察します。当院では首や腰の脊椎脊髄病変の患者さんを整形外科医と連携して治療にあたっています。また首や腰の痛みなどの症状以外にも頚椎や腰椎の異常を原因として手足のしびれや歩行困難などの症状を引き起こすことがあります。首や腰などの脊椎脊髄疾患でお困りの方がおりましたら、お気軽にご相談ください。