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スポーツ障害リハビリ

[2024.08.15]

リハビリブログ 第4回

大変暑い日が続いていますね。

運動する際にはこまめな水分補給、クーリング、適度な休息をとるようにしてください。

この夏はパリオリンピックが開催され、高校野球も現在行われています。

当院では野球選手は100人以上、箱根駅伝出場の陸上選手、ラグビー全国大会出場選手など様々なスポーツ障害に対するリハビリテーションの経験がある理学療法士が在籍しています。

 

スポーツリハビリテーションの重要性

スポーツリハビリテーションは、スポーツ選手やスポーツを行っている人がケガから競技に復帰するまでのサポートを行うリハビリテーションです。一般的なリハビリテーションでは、日常生活動作の獲得が目的ですが、スポーツリハビリテーションでは、競技に復帰して実力を発揮できるようにサポートすることが目的となる点に、大きな違いがあります。

スポーツリハビリテーションの流れ:

  1. メディカルリハビリテーション: ケガを負った直後や手術直後から行われるリハビリテーションです。早期の日常生活への復帰と、痛みや腫れの軽減や関節可動域の改善などスポーツ復帰への土台作りを行います。
  2. アスレティックリハビリテーション: 日常生活が送れるようになった後、競技復帰に向けて、パフォーマンス向上を目的に実施します。この時期では、関節可動域や筋力、全身の持久力、スピード、巧緻性などスポーツに必要な運動能力を、運動に耐えられるだけのレベルに回復するようにトレーニングを行います。
  3. 競技中のコンディショニング: スポーツを実施していると、疲労や疼痛が生じます。スポーツ中のパフォーマンスを最大限に発揮できるよう、疲労の回復や疼痛の軽減など、身体機能や運動機能、精神機能等の調整を行います。

理学療法士の役割:

理学療法士は、病気やケガで身体機能や動作能力が低下した方に対し、運動療法や物理療法を利用して身体機能の回復を目指す仕事です。スポーツリハビリテーションにおいても、理学療法士の医学的な知識や詳細な動作分析を行える能力は必要とされています。

 

スポーツリハビリテーションは、スポーツ選手が最高のパフォーマンスを発揮できるように、そしてケガから完全に回復できるようにサポートする重要なプロセスです。理学療法士はその中で重要な役割を果たし、選手の健康とパフォーマンスの向上に貢献します。

 

当院ではMRI検査、エコー検査も可能です。

スポーツの際に痛みを抱えている方は、一度整形外科医師を受診してご相談下さい。

 

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