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リハビリブログ:フレイルとロコモティブシンドロームの関係

[2025.09.02]

私たちが長生きするだけでなく「元気に動ける時間」を伸ばすために大切なのが健康寿命です。
その鍵を握るのが、加齢に伴う心身の衰えである「フレイル」と、運動器の障害によって移動機能が低下する「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」です。
この2つは別の言葉ですが、密接に関係しており、早めに気づき予防・改善に取り組むことが重要です。

 

フレイルとは?

• フレイルは「加齢による心身の衰え」で、健康な状態と要介護の間に位置します。
• 体重減少、筋力低下、疲れやすさ、活動量の低下、認知や気分の落ち込みなどが特徴。
• 放置すると要介護状態に進行しやすいリスクがあります。

ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは?


• ロコモとは、骨・関節・筋肉など運動器の障害で「立つ・歩く」といった移動機能が低下した状態。
• 主な原因は、変形性膝関節症、骨粗鬆症、サルコペニア(筋肉量の減少)など。
• 進行すると転倒・骨折、寝たきりにつながります。

フレイルとロコモの関係性


• フレイルの身体的側面(筋力低下・活動量減少)は、ロコモと大きく重なります。
• ロコモが進む → 外出が減る → 筋力や気力が低下 → フレイルに移行
• フレイルが進む → 活動量が減少 → 運動器の衰え → ロコモに移行
👉 つまり、フレイルとロコモは悪循環を生みやすい関係にあるのです。

 

予防・改善のポイント


1. 運動習慣
• スクワットや片足立ちなど下肢筋力を鍛える運動
• ウォーキングなどの有酸素運動


2. 栄養管理
• タンパク質をしっかり摂る(肉・魚・大豆製品・乳製品など)
• ビタミンDやカルシウムで骨を強く保つ


3. 社会参加
• 外出・趣味・地域活動を通じて人とのつながりを保つ
• 孤立を防ぐことが心身の健康に直結

 

まとめ

フレイルとロコモは別の概念ですが、実際には互いに影響しあい、進行を加速させる関係にあります。
だからこそ「動く」「食べる」「つながる」を意識した生活が大切です。
早めの予防と小さな習慣が、将来の健康寿命を大きく左右します。

 

フレイルやロコモは気づいた時に対策を始めることが大切です。当院では専門のリハビリスタッフが一人ひとりに合わせて筋力訓練や動作訓練を行いますので初めての方でも安心して取り組めます。リハビリをご希望の方は医師の診察でご相談ください。

 

 

 

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