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2023年4月からの外来

[2023.02.28]

オール慶應の脳神経外科専門医外来

2023年4月からオール慶應の脳神経外科専門医による外来を実現することができました。

全ての外来時間帯で慶應義塾大学医学部脳神経外科学教室出身の脳神経外科専門医が外来を担当いたします。臨床の現場で活躍している優秀な同門の先生たちです。

この体制を確立するにあたって、ヨット部の大先輩である慶應義塾大学医学部脳神経外科教室の戸田正博教授には大変感謝いたしております。

これからも引き続き質の高い医療を地域の皆様にご提供していきます。

 

医局からの派遣の意味

大学医局というと「白い巨塔」と称される閉鎖的で少し怖いイメージがあるかもしれませんが、実際は教育、臨床、研究の三本柱を目的とする日本の医療を支えてきた重要なシステムです。特に若い医師を専門医や博士号取得まで教育するのが重要な役割の一つで、現在の脳神経外科ではどこかの大学医局に所属してトレーニングを積まないと脳神経外科専門医を取得することはできません。また、教科書や本では伝わらないような臨床の知識や手術の技術などは医局の諸先輩方から脈々と受け継がれていきます。私は医学部卒業後にそのまま母校の医局に入局しましたが、慶應の医局には他大学卒業生も多く入局します。医師の世界では卒業大学はもちろん重要ですが、それよりもどこの医局に入局してトレーニングを受けてきたがより重要だと私は考えています。

こうした理由から、医局からの派遣医とは質の高いトレーニングを受けた医師を保証することを意味します。私も安心して、自分と同じ教育を受けてきた派遣医の先生に当院での診察を任せることができます。

火曜日午後外来はDr.まあやが担当します

火曜日午後の担当はのDr.まあやこと折居麻綾先生です。Dr.まあやはファッションデザイン兼脳神経外科専門医の二刀流としてテレビや雑誌等のメディアによく取り上げられる有名な先生です。私のブログでもよく取り上げてきましたが、学術論文のイラストを描いていただいたり、最近ではアイメットの卒業グッズをプロデュースしていただきました。彼女は慶應医局の先輩で、大学病院の病棟チームとして一緒に手術や病棟管理をしたり、同じ研究班として脳高次機能を研究をしてきた長年にわたる仲間です。派手で個性的なファッションについ目が行ってしまいますが、ファッションデザイナーとしての活動の傍らで、クリニックの院長をされたり北海道東の病院で当直をして地域医療に貢献したりと今でも臨床の現場で御活躍されており、患者さんを診察する臨床力は間違いありません。Dr.まあやは2010年よりロンドンのCentral Saint Martinsというアートとデザインで世界的に有名なカレッジにデザインを学びに2年間留学したのですが、このことは私が2014年からドイツに臨床留学することに大きな影響を与えてくれました。

Dr.まあやの診察(ホームページより)

若手の先生からの刺激

木曜午後の担当は北村洋平先生で大学では病棟チームを組んで一緒に働いていた後輩です。彼は脳腫瘍の専門家でボストンのハーバードに留学経験があります。、脳腫瘍の専門家です。水曜日担当の水谷先生はフランスに留学していた経歴を持ち、新進気鋭の脳血管障害の専門家としてご活躍中です。
月曜午後の担当の安彦先生は一緒に働いたことはありませんが、臨床の第一線で活躍中の新進気鋭の若手脳神経外科医です。こうした若手の先生達から新しい情報や知識がクリニックに伝わるので、私自身や当院スタッフにもたくさんの刺激を与えてくれる貴重な存在です。今から慶應の若き脳神経外科医たちが来てくれることを心待ちにしております。

当院では慶應からの派遣医と共に消化器整形外科の医師の質の高さに絶対的な自信を持っています。どうぞ御安心して外来受診してください。

 

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