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赤ちゃんの頭の形の頭蓋骨矯正ヘルメット治療の実際7・後頭部左右対称率が60台から90以上に改善

[2023.02.03]

当院ではたくさんの赤ちゃんの頭の形の矯正治療にあたっていますが、その中でも印象に残る治療成績を残した赤ちゃんのご両親にインタビューをしております。今回は後頭部左右対称率が60台から90以上と驚異的に改善した患者さんのインタビューすることができました。

Case6

 Uさん 男児 月齢4か月で来院

短頭(絶壁)と右扁平斜頭のために5か月よりヘルメット治療開始 

(このデータの公表にはご両親の同意と許可を得ております)

 

緑が治療前、灰色が治療後

6か月間の治療を経て前後比率(短頭率)は114.9%→116.4%、前頭部左右対称率(扁平率)90.3%→96%、後頭部左右対称率(扁平率)は68.4%→90.3%と改善いたしました。耳の改善しました。左右対称率が60台から90を超えるまでに改善するケースは本当に稀で私も診察室で思わず声を出して喜んでしまいました。そこで、ご両親にこのように劇的に改善した秘訣をインタビューでお聞きした内容をもとに私なりに分析してみました。



卒業時の記念写真

ご家族の絆

Uさんのご両親は毎回おふたり一緒に月一回6か月間通院していただきました。お話を聞いてみるとお風呂や乾燥させる時間以外の1日23時間以上ヘルメットを装着するためにご夫婦がお互いに協力しあったそうです。確かにインタビュー時にもおふたりとの仲睦まじくご家族の強い絆が垣間見えました。
振り返ってみると今までヘルメット治療でお会いしてご家族は、お母様が赤ちゃんをお連れになる場合が多いです。お母様と一緒におばあ様やおじい様、お母様の姉妹(叔母様)といらっしゃることもあります。また、お母様の御都合が合わないときにはお父様やおばあさまがお連れになることもあります。
これらのご家族で共通していることは決してヘルメット治療がお母様のワンオペになるのではなく、ご家族皆様で協力してヘルメットを長時間装着していただいていることです。当院に通院されている赤ちゃんの大半のご家族に私はいつも強い絆を感じています。

 

主治医との信頼関係

我々はジャパン・メディカル・カンパニー社と共に豊富な経験に基づいた確固たるヘルメット治療を築き上げてきました。今年は当院での良好な治療成績は学会や論文で発表する予定です。現在では様々な種類のヘルメットがあり、いろいろな医療施設でヘルメット治療が行われるようになりました。このように選択肢がたくさん増えた中で、一番重要なポイントはご家族が主治医と良好な信頼関係を築けるかということです。我々もヘルメット治療に限らず当院に通院されている患者さんや御家族と良好な信頼関係を構築するよう日頃から尽力しております。またヘルメット治療の初診予約もできるようになりましたので、お悩みの方はご相談ください。

 

川崎院のヘルメット治療初診予約

 

赤ちゃんの頭の形のための頭蓋骨矯正ヘルメット治療専用サイト 

 

 

 

 

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