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頭蓋骨矯正ヘルメット「アイメット」 による治療の実際4

[2022.09.13]

当院ではたくさんの赤ちゃんの頭の形の矯正治療にあたっていますが、その中でも印象に残る治療成績を残し良好な関係を築けたご両親にインタビューをしております。

今回はヘルメット治療開始からわずか1か月で予想を遥かに上回る治療効果を認めた患者さんにインタビューをすることができました。

Case4

 Fさん 女児 2か月半で来院

短頭(絶壁)と右扁平斜頭のために3か月よりヘルメット治療開始 

(このデータの公表にはご両親の同意と許可を得ております)

    緑が治療前、灰色が治療後

6か月間の治療を経て前後比率(短頭率)は116.2%→119.4%、後頭部左右対称率(扁平率)は70.7%→93.4%と特に後頭部の左右対称率が驚異的に改善いたしました。また耳の位置もきれいに左右対称になりました。

70%程度の超重度の歪みを90%以上の正常範囲内まで矯正できたことに本当に驚きました。

Fさんは1日平均23時間と長時間装着してくれたためにこのような素晴らしい治療成績を残すことができました。

院長室でのインタビュー風景

最終回でお母様と私が大学同門という事を知りました

 

始めの1か月で勝負あり

Fさんの治療では特に始めの1か月で後頭部左右対称率(扁平率)が70.7%→88.8%と劇的に改善しました。たくさんの赤ちゃん達のヘルメット治療をしてきましたが、1か月でここまで大幅に改善した例は見たことがありませんでした。これはFさんが2か月半で当院を受診してくれて、3か月からヘルメット治療を始めてくれたからです。

治療1か月で後頭部左右対称率が70.7%→88.8%と劇的に改善

 

首が座っていなくてもヘルメット治療を始められます

Fさんのお母様はアメリカ製のヘルメット治療を考えていたようですが、アメリカ製では月齢3か月以降で首が座ってからでないとヘルメット治療を始められないらしくてアイメットを選択していただきました。アイメットは軽量のために首が座る前の月齢2か月半くらいから治療が始められるために治療の好成績を残すことができると考えています。頭蓋骨矯正治療においてこの2週間の差はかなり大きいです。

保育園の通園の前に治療が終わりました

最近は出産後一年間の育休と取ってから働き始めるお母様が多いです。その中で保育園でのヘルメット装着をどうすればいいかとよく尋ねられますが、これは各保育園によって対応が全く異なるので一概には言えません。中には保育園にいる間はヘルメット治療をできないところもありますが、これは保育園にも事情があるのでしょうがないと私は思います。Fさんのお母様も保育園に入園前にヘルメット治療を無事に終わらせて復職なさいました。こうした理由からも治療は月齢6か月以内に始めたほうがいいかもしれません

ご両親の行動力

Fさんのお母様は頭の歪みに気付いて1週間後には当院初診を受診されました。その間にいろいろとヘルメット治療について情報を集め当院での治療を選択してただきました。いろいろ悩んで適切なタイミングを逸してしまうことが多い中で、この行動力こそが素晴らしい治療成績に結びついたと思います。

「かわいそう」は無責任な発言

ヘルメット治療する際におじいちゃんおばあちゃんや周囲の大人から、「赤ちゃんにヘルメット治療をするなんてかわいそうだ」を言われ罪悪感を感じるご両親がいらっしゃいますが、私はこうした発言は非常に無責任だと憤りを感じます。ご両親が赤ちゃんの頭の形に悩みに悩んだ挙句に当院を受診して相談したり、ヘルメット治療を決断しているのを私は重々承知しています。身内であるおじいちゃんやおばあちゃんが言うならともかくとして、身内でない周囲の人間が実態も知らずにこうした発言をするのは許せません。

ヘルメットは未来永劫装着するもではなく半年で終了します。ヘルメット装着はもちろん大変ですが、大半のご両親は期間限定のヘルメットをむしろ楽しんでおり、卒業の際は寂しいとおっしゃられることが多いです。また、かわいそうだと言っていたおじいちゃんとおばあちゃんのもとにヘルメットを装着して里帰りした際には「かわいい」と大歓迎を受けたというエピソードもよく聞きます。

ヘルメット治療をお考えの際は、周囲の無責任な意見に惑わされずに決めていただきたいと思います。

ジャパン・メディカル・カンパニーのスタッフと共に卒業写真

 

 

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