ニコチン依存症治療アプリCureAppSC
CureAppSCとは
CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカーは、ニコチン依存症の心理的依存にアプリを通じてアプローチし、患者様の考え方や行動を正しく変容することで正しい生活習慣に導き治療するデジタル療法です。
治療アプリは、多くのヘルスケアアプリとは異なり、臨床試験や治験によって担保された質の高いエビデンスを有し、薬事承認及び保険適用を受けた医療機器として診療現場で使用しています。
医師が処方する「治療アプリ」は、医薬品やハードウェア医療機器による従来の治療とは異なり、「行動変容」に力点を置いた新しい治療法です。スマートフォン等を通じて得られる日々のデータを、医学的知見を搭載したアルゴリズムが解析し、患者様一人ひとりに個別化された治療介入を実施します。さらに、医療従事者にも適切な診療データを提示することにより、診療の効率化と質の向上を図ります。
CureAppSCは保険適応のアプリです。
ニコチン依存症について
禁煙のすることは簡単ではありません。禁煙に挑戦して6か月以上継続した割合は6.2%だったという報告があります。
禁煙が難しい原因はタバコに含まれるニコチンの依存性にあります。ニコチン依存症は薬物依存の一つで、本人が症状をコントロールできない病気です。
ニコチンの依存性は強く、依存症患者が禁煙する難しさはコカインやヘロインと同程度と言われています。
ニコチン依存症は身体的依存と心理的依存の2種類があります。
身体的依存には禁煙補助薬(チャンピックス)が、心理的依存にはCureAppSCが有効です。
こうした理由で、当院ではチャンピクスとCureAppSCを併用します。
また、保険上CureAppSCはチャンピクスの処方なしに使用することはできません。
CureAppSCについて
CureAppSCはニコチン依存症のうち、心理的依存に対する治療を補助します。
アプリとCOチェッカーを組み合わせて使用します。
アプリ
スマートフォンのアプリを活用することで、診察時間だけでなく日常でも禁煙挑戦に寄り添いサポートします。
COチェッカー
呼気一酸化炭素中毒(CO濃度)を測定することができます。
喫煙者はCO濃度が高いですが、禁煙を続けると減少していくため、日々測定することで禁煙の継続性を実感できます。
測定した値はアプリに保存できます。
医師が禁煙状況を見守ります
医師はアプリの利用状況やCOチェッカーの測定値などの禁煙状況を確認することができます。
診察時にそれらのデータを用いることで、より良い治療に役立てることができます。
医師が見守っていると思って日々の記録をしてください。
禁煙までの道のり
禁煙は時期によって気を付けるべきことが変わります。
3か月の禁煙外来が終了した後も再喫煙のリスクがあることが分かっていますので、アプリは6か月間使用することができます。
執筆者情報
日本とドイツの医師免許を持つ脳神経外科医
市村 真也(いちむら しんや)
- 医療法人慶真会 川崎中央クリニック院長/横浜フロント脳神経外科・泌尿器科理事長
- 開成高校卒・慶應義塾大学医学部卒
- 脳神経外科専門医・医学博士
- 月9ドラマ「ヤンドク!」脳外科医療指導
- テレビ出演多数
【保有資格・所属学会】
- 日本脳神経外科学会専門医
- 日本脳卒中学会専門医
- 脊椎脊髄外科専門医
- 日本脊髄外科学会認定医
- 日本がん治療認定医
- 日本神経内視鏡学会技術認定医
- 日本医師会認定産業医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- ドイツ医師資格
- ドイツ脳神経外科学会正会員
- ヨーロッパ脳神経外科学会正会員

